ネイルドライヤーは、セルフネイルを楽しむ方におすすめのアイテム。とくに、ジェルを使ったセルフネイルに欠かせません。ネイルドライヤーには、機能やデザインの違いによってさまざまな種類があるため、どれを選べばよいか悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ネイルドライヤーの選び方や、ポリッシュ用・ジェル用それぞれのおすすめアイテムをご紹介します。ネイルドライヤーの使い方についても解説するので、参考にしてみてください。

ネイルドライヤーの必要性

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ネイルドライヤーとは、ジェルやポリッシュを塗った後、爪を乾かすために使うアイテムのこと。ネイルドライヤーがあれば、ネイルサロンなどに行かなくても、ジェルを使ったネイルアートを自宅で楽しめます。

また、ジェルネイルに使うジェルの主成分はゲル状の合成樹脂で、光との化学反応により固まる性質があります。ポリッシュのように風を当てて乾燥させることはできません。自宅でネイルアートを楽しむためには、ジェルを硬化させるネイルドライヤーが必需品です。

爪にポリッシュタイプのネイルカラーを塗る場合でも、ポリッシュ用のネイルドライヤーを使えば乾燥するまでの時間短縮に役立ちます。

ネイルドライヤーの選び方

ネイルの種類で選ぶ

ポリッシュ用(マニキュア用)なら送風で乾燥させるタイプ

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ポリッシュ用のネイルドライヤーには、送風で乾燥させるタイプを選びましょう。「ポリッシュ」とは、従来からあるいわゆる「マニキュア」のことを指します。液体状のテクスチャーをしており、風を当てて乾燥させることで硬化します。

ポリッシュタイプのネイルは、完全に乾くまで1時間程度かかるのが一般的です。ネイルドライヤーを使えば、乾くまでの時間を短縮できます。

また、ポリッシュ用のネイルドライヤーは、スイッチを押すと吹き出し口から冷たい風が出てくる仕組みです。乾電池で動くタイプや、手軽に使えるものが多いのもポイント。100均などでも取り扱いがあるなど、比較的価格の安い製品が多いのも特徴です。

ジェルネイル用ならUV・LEDライトで硬化させるタイプ

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ジェルネイルには、UV・LEDライトを当ててジェルを固めるタイプのネイルドライヤーを使いましょう。ジェルネイル用のネイルドライヤーに使用されているライトには、UVライトとLEDライトの2種類があります。

UVライトは硬化するまでに2~3分かかりますが、熱を感じにくいため、熱さに敏感な方や爪が薄い方におすすめ。一方、LEDライトは15~30秒程度でジェルを硬化できるのが特徴です。ただし、UVライトより指先に熱を感じやすい傾向にあります。

LEDライトは消費電力が少ないのも特徴ですが、本体の価格が高めなのは懸念点です。ジェルのタイプによって、UV・LEDのどちらを選ぶべきかは異なります。最近では、UVライトとLEDライトの両方の光源を搭載したアイテムも豊富。さまざまな種類のジェルに対応できます。

サイズをチェック

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ネイルドライヤーにはさまざまな大きさのものがあるので、本体のサイズをチェックしておくことも大切です。サイズによって一度に乾燥できる指の数も異なるため、使いやすさや用途に合わせて選びましょう。

出張や旅行が多い方には、持ち運びに便利なコンパクトサイズのアイテムがおすすめです。ネイルを乾かす時間を時短したいなら、一度に両手を乾かせる大きさのネイルドライヤーを選んでみてください。

フットネイルにも使う場合は横幅に注意

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ネイルドライヤーをフットネイルの乾燥にも使いたいときは、本体の横幅も要チェック。一度に全体を乾かしたい場合は、自分の足幅が入るサイズかどうかを確認しておきましょう。

また、ネイルドライヤーの横幅が短いと、ライトが均一に照射されないこともあります。とくに、ドーム型のネイルドライヤーを選ぶときは、本体のサイズだけでなく開口部の広さもチェックしておくことが大切です。

開口部が狭いと、ジェルがよれたり傷付いたりする原因にもなるので要注意。収納場所を取りたくないときは、1本ずつ乾燥できるハンディタイプのアイテムを選ぶのもおすすめです。

電源方式をチェック

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ネイルドライヤーの電源方式にはいくつかの種類があるので、使いやすさに合わせて選びましょう。旅行など、外出先でも使いたいときは、コードレスで使える乾電池タイプや充電式タイプが便利です。

USBで給電できるタイプなら、モバイルバッテリーやパソコンなどからも電源を取れるので、コンセントがない場所でも使えます。乾電池を用意する手間や充電する手間を省きたい方には、コンセントに挿して使うAC電源タイプのアイテムがおすすめです。

機能性・デザイン性もチェック

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ネイルドライヤーを選ぶ際は、機能性やデザイン性もチェックしておきたいポイント。例えば、ポリッシュネイルとジェルネイルの両方に使いたい方には、送風と照射の機能を備えた2WAYタイプのアイテムがおすすめです。

また、UVとLEDの2種類のジェルに対応しているタイプなら、ジェルの種類を気にせずに使えます。ハンディ型と置き型の両方で使えるタイプもあるので、用途に合わせて選んでみてください。

そのほか、シンプルなデザインのネイルドライヤーなら、部屋に置いたままでもインテリアの邪魔になりません。

ネイルドライヤーのおすすめ|ポリッシュ向け

ニトリ ネイル乾燥機

コンパクトなサイズで、操作も簡単なポリッシュ向けネイルドライヤーです。スイッチを入れると、LEDライトが光って吹き出し口から風が送られます。

開口部に指を入れ、下面を押すだけでスイッチが入るので、ポリッシュを塗ったばかりの状態で使っても崩れにくいのがポイント。丸みのあるデザインで、収納場所もとりません。単4のアルカリ乾電池3個で使える手軽さも魅力です。

タッチビューティー(TOUCHBeauty) ネイルドライヤー 小型ファン付き

乾電池で使えるポリッシュ用のネイルドライヤーです。どこにでも持ち運びやすいので、使う場所を選びません。本体上部がスイッチになっており、ポンと押すとファンが回ります。上部から効率的に風が当たる仕様です。

LEDライトが点灯するため、指先を確認しながら乾かせます。コンパクトな設計ながら、開口部が広いのもポイントです。シンプルなデザインで、部屋に置いてもインテリアの邪魔になりません。

ツインバード(TWINBIRD) マニキュアファン

ハンドネイルだけでなく、フットネイルの乾燥にも使いやすいポリッシュ専用のネイルドライヤーです。乾電池式で、さまざまな場所へ持ち運んで使えます。

指や足を乗せるプレートがスイッチになっているのも特徴。簡単に電源を入れられるので、塗りたてのポリッシュネイルがよれたり崩れたりする心配を減らせます。マニキュアボトルなどのネイル小物を置ける収納スペースが付いているのもポイントです。

トフィービューティー(Toffy Beauty) 2wayネイルドライヤー

ポリッシュネイルとジェルネイルの両方に対応した、2WAYタイプのネイルドライヤーです。ハンドネイルだけでなく、フットネイルにも使えます。ジェルネイル用のモードでは、LED硬化ジェルに対応しており、最短60秒で硬化できると謳われています。

乾電池式のコードレスタイプなので、家の中の好きな場所で使いやすいのが魅力。柔らかいピンクとホワイトの2色のカラーバリエーションが展開されています。

ネイルドライヤーのおすすめ|ジェルネイル向け

ビューティーネイラー(BEAUTY NAILER) NAILERS’ UV/LED ミックスライト ULM-1

対応波長が365nmと405nmで、UV・LEDの2種類のジェルを硬化できるジェルネイル用ネイルドライヤーです。自動センサー機能が付いているため、手を入れると自動的にスイッチが入り、2分間ライトを照射します。

ネイルチップやレジンなどを使うときは、手動で操作することも可能。タイマー機能も付いており、5秒・30秒・60秒の3つのパターンで設定できます。出力の強さにはハイパワーの48wと爪にやさしい24wの2種類があり、好みに合わせて切り替えられるのもポイントです。

ラキュリエ(LaCurie) LED&UV ジェルネイルライト 低ヒート

ジェルネイルの硬化を時短できる48wのハイパワーと、硬化熱による負担を軽減する低ヒートモードを採用したジェルネイル用ネイルドライヤーです。低ヒートモードでは、弱い光から徐々に強くしていくため、肌への負担が気になる方にも適しています。

LEDとUVの2種類の光源を搭載しているので、さまざまな種類のジェルに対応可能。ドーム型の内部にLEDチップが24個配置された多面照射によって、5本指でもムラなくジェルが固まります。

ビューティーネイラー(BEAUTY NAILER) コンパクトUVライト ハンズ&フット HNF-1

ハンドネイルだけでなくフットネイルにも使いやすい、UVライトのジェルネイル用ネイルドライヤーです。フットネイルに使うときは、本体の上半分をくるりと時計回りに回転させて開きます。底板を外す手間や、足をドライヤー本体の中に入れる手間がなく、手軽に照射できるのがポイントです。

コンパクトな設計なので、使用しないときも省スペースで収納可能。そのほか、電池の用意や充電の必要がない電源コードタイプなのも特徴です。

ローロ(Rooro) Slim UVLEDライト

置き型とハンディ型のどちらでも使える、2wayタイプのジェルネイル用ネイルドライヤーです。スタンドを折りたためば薄さ17mmのスリムなサイズになるので、旅行などにも持って行きやすいのが魅力です。

ハンドネイルはもちろん、フットネイルにも対応可能。さらに、UV・LEDのどちらのジェルにも使えます。チップ型ライト採用でハイパワーなのもメリット。同社のLED対応ジェルは約30秒で、UV対応ジェルは約60秒で硬化できると謳われています。

プチトル(Petitor) ジェルネイル用UV/LEDライト ウィングLED

スタンドを折りたたむと手のひらサイズに収まる、超コンパクトなジェルネイル用ネイルドライヤーです。スタンドを立てて置き型として使うだけでなく、折りたたんだままハンディタイプとしても使えます。

波長の長い紫外線を効率よく照射できる、高性能UV-LEDを搭載しているのもメリット。一般的な蛍光管UVライトに比べて、ネイルを高速で硬化可能です。USBポート対応なので、パソコンなどにつないでも使えます。

ネイルレシピ(NailRecipe) UV-LED

コンパクトなサイズながら、36Wのハイパワーと鏡面反射でムラなく照射できるジェルネイル用ネイルドライヤーです。UVとLEDの二重光源によって、さまざまな種類のジェルの硬化に対応できます。

手のひらに収まるコンパクトなサイズで、持ち運びやすいのも魅力のひとつ。旅行先などに携帯して、ネイルのおしゃれを楽しみたい方にもおすすめです。

モバイルバッテリーからも電源を取れるUSB対応タイプなので、電源のない場所でも使えます。

LIARTY ネイルドライヤー 180W Cold&Warm

肌負担を考えた照射で、硬化を時短できるネイルドライヤーです。180WのハイパワーとUV+LEDの二重光源設計を採用しているのが特徴。熱風モードや冷風モードも搭載しているため、ライトの照射と合わせて使えば、冬はあたたかく夏は涼しくネイルアートを楽しめます。

60粒のライトを使っているので、ムラなく照射できるのもポイントです。照射時間を15秒・30秒・90秒・120秒・150秒に設定できるタイマー付きで、照射のし過ぎも防げます。そのほか、開口部が広く、フットネイルにも使いやすい設計です。

アレボル(ARREBOL) UVライト

片手で手軽に使えるハンディタイプのジェルネイル用ネイルドライヤーです。LEDとUVの二重光源により、さまざまな種類のジェルやUVレジンに対応できます。

18Wの省電力設計ながら、素早く硬化できるのもメリットです。ピンポイントで硬化しやすいのが、ハンディタイプならではの特徴。コンパクトなサイズの本体に、LCDディスプレイやタイマーなど豊富な機能が搭載されている点も魅力です。

本製品はコードレスで使えるバッテリー内蔵タイプなので、外出先でも使えます。

DYT UVライト

低ヒート機能搭載で、硬化中の負担を軽減しながら使えるジェルネイル用ネイルドライヤーです。UV+LEDの二重光源を採用しているため、さまざまなジェルネイルやネイルアートを楽しみたい方におすすめです。

6Wの省電力タイプながら、照射範囲が広いのでムラなくしっかり照射できます。バッグに入れて持ち運びやすいコンパクト設計なのも魅力。パソコンやモバイルバッテリーにつないで使えるUSB給電タイプです。

ジャパンネイル(Japan Nail) ジェルネイルLEDライト

ネイルスクールがプロデュースした、プロ仕様のLEDネイルドライヤーです。爪が薄い方や傷んでいる方、皮膚が過敏な方にも使いやすいと謳われている2種類のローダウンモードが付いているため、硬化熱を感じにくいのが特徴です。

オートセンサーをON/OFFできる機能が搭載されているのもポイント。必要に応じてセンサーを切れるので、家に小さい子供がいる方でも安心です。光が漏れにくく、操作音も気にならないように設計されています。

ネイルガールズ(NAILGIRLS) LED&UV ネイルライト

紫外線や痛みに敏感な方にも使いやすいと謳われている、ローヒートモードを搭載したジェルネイル用ネイルドライヤーです。徐々に光を強くしていくため、硬化熱による負担を軽減しながら使えます。

LEDとUVのダブル光源の採用により、ベースコートやトップコート、ハードジェルやUVレジンなど、多くのジェルに対応可能です。48Wのハイパワーでムラなく照射できるので、素早く硬化できるのもポイント。そのほか、開口部分が広く開いており、フットネイルにも使いやすい設計です。

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ネイルドライヤーの使い方

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ネイルドライヤーの使い方は、ポリッシュ用とジェル用で異なります。ポリッシュ用の場合、爪にポリッシュを塗ったら、ネイルドライヤーのスイッチを入れて吹き出してきた風に爪を当てるだけと簡単です。

ジェル用のネイルドライヤーの一般的な使い方は、まずベースジェルを爪の表面やエッジにしっかり塗り、ライトを当てて硬化します。続いてカラージェルを塗り、再度ライトを照射。カラージェルを2回塗って硬化したら、仕上げにトップジェルを塗って最後にもう一度ライトを照射します。

その後、ジェルクリーナーを含ませたコットンなどで、爪の表面に残った未硬化ジェルを拭き取ったら完成です。ライトの照射時間はネイルドライヤーによって異なるので、事前にチェックしておきましょう。