洗練された香りの組み合わせで、不動の人気を誇る「ディオール」の香水。長きにわたって愛される定番アイテムから注目の新作まで幅広くラインナップしています。香水のボトルがおしゃれなのも、人気の理由です。
そこで今回は、ディオールのおすすめ香水をご紹介。香りの種類や変化の仕方についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ディオールとは?
「ディオール」は、1946年にクリスチャン・ディオールが設立したフランスのラグジュアリーブランド。革新的なファッションアイテムを次々に発表し、今や世界でも有数の人気ブランドへと成長しました。
ブランドのメインはウェアですが、香水も力を注いでいるアイテム。1948年には香水部門「パルファン・クリスチャン・ディオール」が設立され、現在でも愛され続ける名品の数々を生み出しています。
また、世界的な調香師とコラボして香水作りを行っているのも特徴。2006年からはフランソワ・ドゥマシー氏をフレグランス・クリエイターに迎え、魅力的な新作を続々と発表しています。
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王道のフローラル系
ディオールの香水のなかでも特に人気が高いのがフローラル系の香水。「ジャドール」シリーズは、さまざまな花の香りが調和する優雅な香りが特徴です。フルーティーでエキゾチックな香りのイランイランや、濃密なジャスミンが使われているアイテムが多くラインナップ。複数の花を調合して作られた香水は甘く芳醇な香りで、大人の魅力を演出します。
「クリエイション」は爽やかで清楚な香りのシリーズで、ムッシュ ディオールが愛した花々を想起させるフレッシュな香りが特徴。フリージアやスズランが使われており、みずみずしく可憐な印象のため、さまざまなシチュエーションで使いやすいです。
同じフローラル系でもシリーズによって大きく印象が異なります。甘い香りならローズやジャスミン、爽やかな香りならネロリやピオニーが使われているものを選ぶのがおすすめです。
個性をアピールするセクシー系
フランス語で毒を意味する「プワゾン」シリーズは、個性的な香りの原料が多く使われています。ジンジャー・トンカビーン・コリアンダーなどのスパイス系や、樹脂から作られるオポポナックスなど珍しい原料も。エキゾチックで濃厚な甘みのオリエンタル系が多いため、セクシーな印象の香水を探している方には特におすすめです。
セクシー系な香水のなかでも甘すぎないものなら、個性の異なる香りをバランスよく配合している「デューン」シリーズがおすすめ。大人っぽく落ち着いた香調なので、リラックスタイムにもぴったりです。海の澄んだ空気を彷彿とさせる香りで、バカンスにつけていく香水としても人気があります。
周りと被らない特徴的でセクシーな香りは自分の個性をアピールできるため、目立ちたい場面や気合いを入れたい日にも最適。ビジネスシーンでつける場合は、つけすぎに注意しましょう。
ディオールの香水おすすめアイテム
ディオール(Dior) ジャドール オードパルファン
フランス語で「大好き」という意味のジャドール。同ブランドを代表する香水のひとつで、美しい花束のようなフローラルフルーティーノートの香りが特徴です。
つけた瞬間香るのは、イランイランの情熱に満ちた香り。ミドルノートのダマスク ローズとマッチして、華やかな香りが広がります。
ラストノートは、グラースジャスミンとサンバックジャスミンで全体をまとめた、優美な香りの香水です。香りの持続時間が長いオードパルファンなので、少量でも十分香りを楽しめます。
ディオール(Dior) ジャドール オー ルミエール オードトワレ
ジャドールのフローラル調の香りはそのままに、香りにコントラストをつけることによって、幻想的な香りを身に纏える香水。ヴァロリス産ネロリがフローラルブーケの中に溶け込み、香りのアクセントになっています。
つけた瞬間に香るのは、ブラッドオレンジのジューシーな香り。次第にプロヴァンス産ネロリが顔を出し、洗練されたセンシュアルな香りへと変化します。
ラストには、ダマスクローズエッセンスが華やかに香る、エレガントなフレグランスです。
ディオール(Dior) ジャドール イン ジョイ オードトワレ
イランイランを中心に調合された、甘美でソルティーなフレグランスです。海の空気を感じさせるフルールドゥセルノートからはじまり、ジャスミンやイランイランのフローラルノートへ。フルーティーな香りを余韻に、ピーチのみずみずしい香りが全体をまとめ上げます。
淡いピンクのエレガントな香水ボトルも印象的。上品な香りの香水を探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ディオール(Dior) ミスディオール ブルーミングブーケ オードトワレ
幅広い年齢層に支持されているミスディオールは、ブランドの代名詞ともいえるフレグランスです。みずみずしい果実と、フローラル調の華やかな香りがバランスよく調合されており、優しい香りに包まれます。
トップノートは、ベルガモットの爽やかな香りからスタート。ミドルノートはローズとピオニーが混ざり合うことにより、ロマンティックな香りが漂います。
ラストノートはホワイトムスクで程よい甘さをプラスした、デイリー使いにぴったりの香水です。
ディオール(Dior) ミス ディオール オードパルファン
ディオールのアイコニック的な香水として発売以来、支持され続けている本製品。フェミニンかつ上品な雰囲気を身に纏えるフレグランスで、シーズン問わず使えます。
ベルガモットが弾けるシトラスノートからはじまり、グラース産ローズがいきいきと香るミドルノートへ。フレッシュな香りと、華やかな香りのコントラストの後は、スパイシーなローズウッドが全体をまとめます。
香水を使い慣れていない方でも取り入れやすく、オフィスにもぴったりのフレグランスです。
ディオール(Dior) ミスディオール ローズ&ローズ オードトワレ
ローズの香りを主役にした、スパークリングフローラル調の香りが楽しめるアイテム。ディオールのフェミニティを象徴する香水で、バラが美しく咲く5月の花畑をイメージさせる可憐な香りが魅力です。
グラースローズとダマスクローズのアブソリュートがハーモニーを奏でるトップノート。続くミドルノートでは、マンダリン・ベルガモット・ゼラニウムエッセンスのジューシーな香りが漂います。
最後はホワイトムスクの甘美な香りへと変化。品のあるチャーミングさを身に纏えるフレグランスです。
ディオール(Dior) ジョイ インテンス オードパルファン
さまざまな花が複雑に絡み合う、ロマンティックな香水です。フローラルノートが香り立つ喜びの香りは、フェミニンな雰囲気を身に纏いたい方におすすめ。
ネロリのいきいきとした香りからスタートし、センティフォリアローズ・グランディフロラムジャスミンが香るミドルノートへ移行。ラストノートは、サンダルウッドとバニラで程よい甘さをプラス。香りが強めのオードパルファンなので、少量でも十分香ります。
ディオール(Dior) ジョイ オードパルファン
「喜び」を香りで表現した人気の香水です。移ろう光のような多彩なニュアンスが表現されています。
ベルガモットとマンダリンのフレッシュなトップノートからはじまり、華やかなジャスミンとローズが寄り添います。ラストノートはクリーミーなサンダルウッドやパウダリーなムスクで程よい甘さをプラス。エレガントな雰囲気を与えたい方は、チェックしてみてください。
ディオール(Dior) フォーエバーアンドエバー ディオール オードトワレ
永遠の愛を表現した、フレッシュフローラルブーケの香水です。透明感のある香りなので、普段香水をあまりつけない方にもおすすめです。
トップノートは、フリージアの繊細で華やかな香り。続くミドルノートのジャスミンアブソリュートとマッチし、ロマンティックに寄り添います。最後は、ブルガリアンローズの甘く儚い香りへと変化。
TPOを選ばず使用できるフレグランスを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ディオール(Dior) ディオリシモ オードトワレ
ディオールクチュールのシンボルである、スズランを主役にしたフローラルブーケの香りを楽しめる香水です。永遠の女性らしさをフレグランスで表現しており、可憐で清楚な雰囲気を身に纏えます。
トップノートは、イランイランの情熱に満ちた香り。次第に、グリーン、フローラル、ジャスミンなどで調合されたスズランの香りが顔を出します。ラストノートは、ジャスミンの華やかな香りが漂う、エレガントな香水です。
シンプルな香調なので、トップ・ミドル・ラストそれぞれにおいて、香りのコントラストが楽しめます。フローラル調の香りが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
ディオール(Dior) デューン オードトワレ
太陽をいっぱいに浴びた花々の香りをミックスしたフレグランス。オセアニックフローラルの安らかな香調が魅力です。
つけた瞬間香るのは、アイリスの優美な香り。続くミドルノートのニオイアラセイトウやボタンと相性よくマッチし、幻想的な香りへと変化します。ラストノートは、アンバー・コケ・シダで奥行きを与えた、魅惑的な香りが楽しめる香水です。
特に、華やかなパーティーやナイトシーンにぴったり。ミステリアスなセクシーさを演出したい方におすすめのフレグランスです。
ディオール(Dior) ヒプノティック プワゾン オードトワレ
フランス語で催眠性のある毒という意味のプワゾンは、バニラとムスクの甘い香りが特徴の香水です。白雪姫に出てくる毒りんごをイメージさせるボトルは、飾っておくだけでインテリアに映えます。
つけた瞬間香るのは、リコリスとアーモンドのビターな香り。次第に、ジャスミンサンバックとオレンジブロッサムの香りに変化していき、バニラがラグジュアリーに香ります。
甘い香りが好きな方や、セクシーな雰囲気を身に纏いたい方にぴったりのフレグランス。ナイトシーンや、パーティーなどの華やかなシーンにマッチします。
ディオール(Dior) ピュア プワゾン オードパルファン
純粋さと毒の2面性をもった、新しい香りが楽しめるフレグランス。同シリーズのセクシーな香りはそのままに、少女のように純粋な雰囲気を身に纏える香りです。
つけた瞬間香るのは、ベルガモットの爽やかで甘い香り。続くミドルノートでは、オレンジブロッサムのチャーミングな香りが顔を出します。
最後は、ホワイトムスクがハーモニーを奏でる、甘美な香りへと変化。意外性のある香りが好きな方におすすめの香水です。
ディオール(Dior) プワゾン ガール オードトワレ
1度つけると手放せなくなるような、中毒性のある香りが特徴の香水です。甘く官能的な香りが広がり、セクシーな雰囲気を身に纏えます。パーティーやデートにもぴったりな香調です。
トップノートは、シシリアンオレンジとカラブリア産ビターオレンジの爽やかな香り。次第に、ダマスクスローズとグラッセローズ、ネロリが複雑に絡みあう、ミステリアスな香りへと変化します。
ラストノートは、バニラ・トンカビーンで程よい甘さをプラス。特に最後に香り立つバニラが、あたたかみのある甘美なアコードを奏でます。
ディオール(Dior)プワゾンガール アンエクスペクティッド オードトワレ
サワーキャンディーをイメージさせる、ユニークな香調が楽しめる香水。フレッシュなジンジャーにダマスクスローズを調合し、サンバックジャスミン・ピオニーが香りを後押しすることによって、優美な香りが広がります。
ラストノートは、トンカビーン・バニラ・ムスクで程よい甘さをプラス。セクシーでミステリアスな香りを身に纏いたい方におすすめのフレグランスです。
ディオール(Dior) ファーレンハイト オードトワレ
スッキリした甘さが魅力のフレグランス。どの系列にも属さないユニークな香りなので、周りと被らない個性的な香水を求めている方にぴったりです。
トップノートは、マンダリンのみずみずしく透明感のある香り。続いて、力強いバイオレットの香りが広がります。ラストノートは、男性的なレザーで香りに深みを与えた、重厚感のある香水です。
ディオール(Dior) ドルチェヴィータ オードトワレ
ジューシーなフルーツと、バニラのハーモニーを楽しめる香水です。喜びに満ちた幸せな瞬間をフレグランスで表現。シュッとひと吹きするだけで、気分が高まります。
ピーチ・グレープフルーツ・マンダリンのフルーティーな香りが広がる、トップノートからスタート。ミドルノートのユリ・モクレン・ローズと相性よくマッチし、エレガントな香りに包み込まれます。
ラストノートは、サンダルウッド・バニラの甘美な香りへと変化。果実のフルーティーな香りに加え、花々のロマンティックな香りがバランスよく調合された、程よい甘さのある香水です。
ディオール(Dior) エスカルアポルトフィーノ オードトワレ
高級感のあるラグジュアリーなボトルが目を引くフレグランスです。心地よいフレッシュシトラスの香調なので、サマーシーズンにも適しています。
トップノートは、ベルガモット・レモン・シシリアンプチグレインのみずみずしく透明感のある香り。次第にビターアーモンド・ネロリ・オレンジブロッサムが顔を出しはじめ、幻想的な香りに包み込まれます。
ラストノートにはリラックス感のある軽やかな香りに深みを与えるヒノキエッセンスを採用した、フレッシュな香りが楽しめるフレグランスです。
ディオール(Dior) アディクト オーフレッシュ オードトワレ
ジューシーな果実に、ウッディやムスクの甘さがバランスよくマッチした香水です。シーズンを問わず使えるので、フェミニンな香りが好きな方におすすめ。
シシリアンマンダリンのフルーティーなトップノートからスタート。サンバックジャスミンアブソリュートとネロリが出会うミドルノートでは、上品で繊細な香りが広がります。ラストノートは、バニラとサンダルウッドで香りに奥行きを与えた、エイジレスで使える香水です。
ディオール(Dior) アイラブ ディオール オードトワレ
フレッシュフローラルフルーティーの香りが楽しめる香水です。爽やかな甘さが特徴で、チャーミングな雰囲気を身に纏えます。
トップノートは、オレンジ・マンダリン・フリージアが混ざり合う、モダンな香り。ミドルノートのローズ・ワイルドリリー・洋ナシと相性よくマッチし、エレガンスな香りが漂います。
ラストノートは、ラズベリーとムスクが香るロマンティックな香りへと変化。キュートさと上品さを兼ね備えたおすすめの香水です。