スタイリッシュかつ上品な香りが人気の「ジョーマローン」の香水。単体でシンプルに使うのはもちろん、重ねづけすることで自分だけのオリジナルな香りが楽しめます。

また、気分やシーンにあわせて選べる多彩なラインナップもポイント。自分のイメージを香りで演出したい方にもピッタリです。そこで今回は、ジョーマローンのおすすめ香水をご紹介。選び方や香水のつけ方についても解説します。

ジョーマローンの香水の選び方

シーンや目的に合わせて香りをチョイス

ビジネスシーンには落ち着いた「ウッディ」

静かで豊かな大地を思わせる、樹木や樹脂の香りが魅力の「ウッディ」の香調。ゆったりと包み込むようなあたたかみのある香りが特徴で、エレガントで落ち着きのあるイメージの香水を求める方にピッタリです。

爽やかでシャープな印象の「サイプレス」や、重厚感のある「シダーウッド」などの香りが特徴。知的で力強さのある香りなので、ビジネスシーンにもおすすめの香水です。

デートには甘さのある「フルーティ」

もぎたての果実のような、甘さとジューシーさのある「フルーティ」の香調。柑橘系は「シトラス」の香調として存在するため、柑橘系以外の果物の香りを指します。

桃・リンゴ・洋ナシ・ベリーなどの香りが特徴。やさしさやかわいらしさも感じさせる香りなので、デートにもおすすめの香水です。比較的ナチュラルな系統なので、シンプルな香りが好みの方や、軽さのある香りが好みの方にも向いています。

フレッシュな印象を与えたい日は爽やかな「シトラス」

清涼感があり、フレッシュですっきりとした「シトラス」の香調。リフレッシュに役立つ香りなので、気分を高めたい1日のスタートや、仕事で一息つきたいときの香水としてもピッタリです。元気でアクティブな香りを求めている方にも向いています。

フルーティと同様に比較的ナチュラルな香りですが、甘さ控えめのシャープな印象。みずみずしさと清潔感も感じさせるため、プライベートからオフィスまで幅広いシーンで使い勝手がよいのもポイントです。

レモン・グレープフルーツ・オレンジ・ベルガモット・ライム・みかんなどの香りが特徴。シンプルかつライトな香りなので、香水初心者の方にもおすすめです。

個性を出したいときはユニークな「スパイシー」

クローブのようなホットで刺激的な香りから、スターアニスのようなあたたかみと甘さのある香りまで、幅広い香りが魅力の「スパイシー」の香調。独特な個性を持つ香りでもあるため、ほかの人とは違う印象を持たせたい方におすすめです。

エネルギッシュさやキリリと引き締まった印象につながるため、ビジネスシーンの香水としてもピッタリ。オリエンタルで大人っぽい雰囲気の香りをまといたい方にも向いています。

パーティーなどのシーンには優美な「フローラル」

両手いっぱいに抱えた花束を思わせる「フローラル」は、香水の原点ともいわれる香調。ラグジュアリーかつ上品な香りなので、フェミニンな香りを求める方や、華やかなシーンに使いたい方に向いています。

フローラルの香調は、花の種類によってイメージが異なるのが特徴。なかでも、ローズ・ジャスミン・すずらんの香りは「3大フローラル」とも呼ばれます。

さらに、元気な印象を与える「マリーゴールド」や、はちみつのような濃厚な甘さを感じさせる「ミモザ」などの香りもあります。好みのイメージに合わせて選ぶのはもちろん、季節に応じた花の香りの香水を選んでみるのもおすすめです。

香りを組み合わせるコンバイニングも楽しめる

理想のイメージに合わせて自分だけの香りをつくる

By: jomalone.jp

ジョーマローンの香水の特徴ともいえる「フレグランス コンバイニング」。コンバイニングとは「結合」のことで、異なる2つの香水を重ねづけすることにより、より自分好みのオリジナリティあふれる香りを作り出すことです。

例えば、フルーティでジューシーな香りが魅力の「イングリッシュ ぺアー&フリージア」に「ピオニー&ブラッシュ スエード」をプラス。華やかで情熱的な香りが重なり合い、香水にまろやかな印象をもたらします。

さらに、芳醇なフローラルさが特徴の「ブラックベリー & ベイ」に「オレンジブロッサム」を組み合わせるのもおすすめ。明るく活気のある印象を与えます。

ベースに使う香水は同じでも、重ねづけする香水を変えることでさまざまな印象を演出可能。理想とするイメージや気分、シーンに合わせて、香りのコンバイニングを楽しんでみてください。

カップルで特別な香りを共有する

カップルで、同じ香水を共有するのも楽しみのひとつ。ジョーマローンでは、男性・女性を問わず使えるユニセックスの香水もラインナップしています。

さらに、洗練されたギフトボックスやエレガントなラッピングも魅力。恋人へのプレゼントにもピッタリです。

また、カップルでそれぞれ違った種類のジョーマローンの香水を使い、香りのペアリングを楽しむのもおすすめ。二人で一緒に過ごすことで香りがまじりあい、ナチュラルな香水のペアリングにつながります。

ベースの香りだけカップルでそろえるのもおすすめ。重ねづけする香水はそれぞれ好みのものを使うことで、二人だけの特別な香りをまとえます。香りを共有することで、二人の時間をさらに特別な時間にしてみてください。

ジョーマローンの香水のおすすめ

ジョーマローン(Jo Malone London) イングリッシュ ペアー & フリージア コロン

ジョーマローンのなかでも、特に人気の香水。レディース・メンズを問わず使えるユニセックス系の香りで、芸能人や韓国のアイドルにも愛用者が多いとされています。

みずみずしくジューシーな洋梨を、清楚で可憐なフリージアの花が繊細に包み込むような香りが特徴。太陽に照らされるフルーツガーデンを思わせます。

さらに、ハーブの一種パチョリの深みのある香りをアクセントとしてプラス。やわらかくスッキリとしたフルーティな香調でクセも少ないため、清潔感を演出したい方にも適しています。普段使いはもちろん、デートなど華やかなシーンに使う香水としてもおすすめです。

ジョーマローン(Jo Malone London) オレンジ ブロッサム コロン

華やかで活気に満ちたフラワーガーデンを思わせる、ほのかに甘くみずみずしい香りが特徴の香水。はじめはオレンジの花であるクレメンタインフラワーのピュアでハッピーな香りがひろがるため、ポジティブな気分をキープしたい方にもピッタリの香水です。

次に、ホワイトライラックのスパイシーでフローラルな香りが続きます。最後にオリスウッドの深みと甘さのあるウッディ調の香りが包み込み、やわらかにまとまっているのが魅力。甘さ控えめなフローラル調の香水を求めている方におすすめです。

ジョーマローン(Jo Malone London) ライム バジル & マンダリン コロン

爽やかでさっぱりとしたライムとマンダリンの香りが特徴的な香水。ひとひねり加えたシトラス系の香水を求めている方におすすめです。

次に、ピリリとしたバジルの香りが続き、より印象的な香りに。ラストノートとしてあたたかみのあるアンバーウッドの香りが包み込み、おだやかなニュアンスをプラスします。

上品な印象や、紳士的な印象を与えたい方にピッタリ。比較的メンズ向けの香水ですが、クールでスタイリッシュな印象に仕上げたい方のレディース用香水としてもおすすめです。

ジョーマローン(Jo Malone London) ブラックベリー & ベイ コロン

酸味と甘さを感じさせるブラックベリーを、ベイリーフが引き立てるフルーティ系の香水。爽やかでフレッシュ感のある香りなので、レディース・メンズを問わず使える香水なのがポイントです。

最後に香るベースノートは、シダーウッド。品のある落ち着いた印象をプラスするため、鮮明な香りから深みのある香りへ変化を楽しみたい方にもおすすめの香水です。

ジョーマローン(Jo Malone London) ピオニー & ブラッシュ スエード コロン

みずみずしく上品に香るピオニーに、華やかなジャスミンやローズをプラスした香水です。起毛した皮革であるスエードの、しなやかでこっくりとした重みのある香りが甘さを包み込みます。

シンプルな華やかさだけでなく、大人としての深みやセクシーさを表現したい方にピッタリの香水。スエードの渋みのある香りがやわらかく広がり、力強い印象を与えます。

「イングリッシュ ペアー & フリージア コロン」とセットで使うなど、香りのコンバイニングを楽しみたい方にもおすすめの香水です。

ジョーマローン(Jo Malone London) ウッド セージ & シー ソルト コロン

広大な海を思わせるミネラルの活気あふれる香りに、エレガントなセージの香りがプラスされた香水。空と海をイメージさせるすがすがしい香りに、アンブレットシードのパウダリーな甘さが引き立ち、性別や年代を問わずに楽しめる香水です。

香水の種類としては、落ち着きと大人っぽさを思わせる「ウッディ」の香調。シーソルトの香りがピュアな印象をもたらすため、信頼感と清潔感を演出したいビジネスシーンにもおすすめの香水です。

ジョーマローン(Jo Malone London) ワイルド ブルーベル コロン

繊細さと清潔感を思わせるブルーベルの香りに、スズランなどの花が添えられ、透き通るような印象をもたらす香水です。香水としては珍しい柿の香りがプラス。クリーミーなアクセントを与えます。

最後に香るベースノートは、ホワイトムスクとサンダルウッド。うっとりするような優雅な香りが、より透明感を引き立てます。無垢な印象ながら、生命力を思わせる香水を求めている方にもおすすめです。

ジョーマローン(Jo Malone London) レッド ローズ コロン

世界中から集められた7種類のバラをブレンドし、情熱的で甘い香りが楽しめる香水。トップノートはレモンの爽やかな香りがあふれ、気持ちのリフレッシュにもピッタリです。

次に、凛として美しいローズの香りが立ち込め、エレガントな気分を盛り上げるのに役立ちます。

最後に香るのはミツバチの巣であるハニカム。濃さのあるハチミツが芳醇に香り、しっとりとした印象につなげます。自分を主役にしたいときや、豪華に祝ってあげたいときなど、華やかなシーンにおすすめの香水です。

ジョーマローン(Jo Malone London) アンバー & ラベンダー コロン

プチグレンとラベンダーの甘くビターな香りが特徴の、エレガントでスタイリッシュな香水。ラストノートには重くあたたかみのあるアンバーが香り、センスのよさを演出したい方にピッタリです。

スパイシー系の香水なので、ほかとは違う印象を求める方や、エキゾチックさを求める方にもおすすめ。ラベンダーのハーバルな香りがひろがり、リラックスタイムにも向いている香水です。

ジョーマローン(Jo Malone London) アールグレー & キューカンバー コロン

イギリスのアフタヌーンティータイムを思わせる香水です。爽やかでフルーティなベルガモットの香りに、青くみずみずしいキュウリの香りがプラス。淹れたてのアールグレイティーを思わせる、芳醇な香りが魅力です。

香水の種類はシトラス系なので、男女問わず楽しめます。カップルで共有する香水としてもおすすめです。ラストノートに香るのは、ビーズワックス。まったりとしたハニーの甘さが包み込み、エレガントさを演出します。

ジョーマローン(Jo Malone London) ポメグラネート ノアール コロン

大胆でセクシーな香りを求める方におすすめの香水です。はじめに香るのは、ザクロが濃厚に熟れたような芳醇な香り。カサブランカのフローラルな香りが追いかけ、うっとりするような芳醇な香りにつなげます。さらに、ピンクペッパーの爽やかな香味をプラスしているのも特徴です。

ラストは、くすんだスモーキーさのあるガイアックウッドの香りがひろがり、より深みを与えます。大人の余裕を感じさせる香水を求めている方にピッタリです。

ジョーマローン(Jo Malone London) ミルラ & トンカ コロン インテンス

干し草とハチミツの香りを含んだ、ラベンダーのハーバルな香りが特徴的な香水。ゆったりとした時間を楽しむ遊牧民のような、個性的な香りを求める方におすすめです。

さらに、時間とともに訪れるのは、ミルラの樹脂であるオムンビリミルラの香り。ぬくもりと重厚感のあるアンバーのような香りに、トンカ豆のスパイシーな香りがプラスされ、オリエンタルな雰囲気を演出したい方にもピッタリの香水です。

ジョーマローン(Jo Malone London) ミモザ & カルダモン コロン

砕きたてのような、爽やかでスパイシーなカルダモンの香りが魅力的な香水。目の覚めるようなレモンの香りが混ぜられ、ビターな印象を引き出します。気分転換にもおすすめの香水です。

次に感じるのは、ミモザのフローラルで甘い香り。ハチミツのようなあたたかみもあるため、やさしさやまろやかさを演出したい方にもピッタリです。

ラストは、トンカ豆のバニラのようなパウダリーな印象が残ります。ダマスクローズの隠れた香りが、ほのかな優雅さをプラスする香水です。

ジョーマローン(Jo Malone London) グレープフルーツ コロン

とびきりリフレッシュしたいときにおすすめの、もぎたてのグレープフルーツを感じさせる香水。みずみずしくジューシーななかに苦みも感じられ、シャキッと気合を入れたいときにも向いています。

さらに、ローズマリーやペパーミントのスパイシーな香りが続き、ポジティブな気分をキープするのに役立ちます。最後を彩るのは、苔であるモスの香り。静かで深い大地を思わせる、ウッディな印象が魅力です。

ジョーマローン(Jo Malone London) ハニー サックル & ダバナ コロン

見渡す限り続く、ハニーサックルの花畑を思わせる香水です。フレッシュで優雅なローズや、いきいきとしたタバナの香りがプラスされているのがポイント。活発に照り付ける太陽をイメージさせ、元気でハッピーな気分が欲しいときにおすすめです。

また、ラストノートはウッディでおだやかなモスの香り。華やかな香りに落ち着きのあるニュアンスを与え、デートなどのカップルでのひとときにピッタリな香水です。

香水の付け方

香水は主に4種類に分かれます。香りの濃度を表す賦香率(ふこうりつ)が高い順に、パルファム・オーデパルファム・オーデトワレ・オーデコロンです。それぞれ、香水のつけ方にも違いがあります。

パルファムは香りの成分が強いため、少量で豊かに香るのが特徴。肌に1滴・2滴程度を落とします。オーデパルファムやオーデトワレはつける量をやや増やし、線を描くようイメージしながら肌に細く伸ばしてつけましょう。

オーデコロンは賦香率が比較的低いため、軽やかに香るのがポイント。香水のつけ方も、面でつけることを意識するのがおすすめです。スプレータイプの香水なら、肌から10cm程度離して手首や首筋にポイントでスプレーします。

ジョーマローンの香水は、主に「コロン」です。香水のシャワーをまとうように、ポイント使いでスプレーしてみてください。