きらめくツヤやクールなマット感で、魅力的な目元を演出する「クリームアイシャドウ」。まぶたにピタリと密着しやすく持ちがよいうえ、グラデーションメイクやパウダーアイシャドウのベースとしても使える便利なアイテムです。

しかし、さまざまな製品が販売されているため、選び方に悩む方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、プチプラ系とデパコス系に分けて、おすすめアイテムをご紹介。選び方のポイントも解説します。

クリームアイシャドウの特徴や魅力とは

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クリームアイシャドウとは、クリーム状のアイシャドウのこと。オイル成分を含んでおり、肌にピタッと密着して目元にツヤ感を出します。保湿力が高いものが多いので、目元の乾燥が気になる方でも使いやすいアイテムです。

グラデーションをつけやすいため、単色でもきれいに仕上がるのが魅力。アイメイクに慣れていない方でも奥行きのある目元にできます。

また、アイシャドウベースとして使えるのもポイント。クリームアイシャドウのうえにパウダーアイシャドウを塗ることで、パウダーアイシャドウの密着力をアップして、より魅力的な目元にします。

クリームアイシャドウの選び方

求める仕上がりにあわせて質感を選ぼう

華やかでうるおった目元に仕上げたい場合はツヤタイプ

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ツヤツヤとした輝きが魅力のツヤタイプは、華やかな印象の目元になりたい方におすすめ。ツヤにも種類があり、オイル成分でツヤを出すものと、パールやグリッターで輝かせるものがあります。後者のほうが、よりきらびやかな仕上がりです。

また、ツヤタイプはグラデーションを作りやすいという特徴もあります。目元のメイクが上手くいかない方も、ツヤタイプならきれいな濃淡を出しやすいのがポイントです。

落ち着いた印象に仕上げたい場合はマットタイプ

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ツヤを抑えた、落ち着いた印象に仕上がるのがマットタイプ。一般的にラメなしで華やかすぎない目元になれるので、シーンを問わずに使えます。そのため、1つ持っておくと便利です。

ナチュラルな陰影を出せるのもマットタイプの特徴。目元に立体感を出したいときにも重宝します。マットタイプは発色が強い製品も多くそろっており、モードな雰囲気にしたい方にもおすすめです。

テクスチャーのタイプで選ぶ

しっとり濡れツヤを与えるクリーミータイプ

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クリーミータイプのアイテムは、油分が多く伸びのよいテクスチャーの製品が多い傾向にあります。塗れたようなツヤ感と、乾燥しにくいのが魅力です。

アイシャドウベースとしても使いやすいので、パウダータイプのアイシャドウとあわせて使うのもおすすめ。発色が穏やかなものが多いため、何度か重ねて、濃淡を調節して使うときれいに仕上がります。

伸ばしやすく密着感が強いジェルタイプ

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クリーミータイプよりもやわらかく、伸びがよいのがジェルタイプ。ぷるっとしたテクスチャーと、軽いつけ心地が魅力です。密着力が高く、乾くのが早いので、手早く塗るときれいに仕上がります。

乾くとサラッとした質感に変化するものが多くそろっています。油分が多いクリーミータイプを使うと崩れてしまう方は、ジェルタイプを使ってみるのもおすすめです。

持ち歩きにも便利なスティックタイプ

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ペンのように細長く、持ち歩きしやすいのがスティックタイプです。直接まぶたに塗って、指でぼかすのが基本的な使い方。簡単に使えるので、外出先での化粧直しにもぴったりです。

指でぼかさずに使えば、アイライナーとしても使えます。涙袋のメイクにも便利。1本でさまざまな使い方ができるため、1つ持っておくと便利なアイテムです。

サラサラに仕上げたい場合に便利なパウダーチェンジタイプ

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パウダーチェンジタイプは、塗る前はクリーミーな質感ですが、塗るとサラサラとしたパウダー質感に変化するクリームアイシャドウ。クリームアイシャドウのしっとり感と、パウダーアイシャドウのさらさら感を両立させたアイシャドウです。

ほかのタイプに比べて、油分が少なめなのもポイント。クリームアイシャドウは崩れやすくて使いにくいと感じている方にもおすすめです。

なりたい雰囲気やパーソナルカラーにあわせてカラーを選ぶ

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クリームアイシャドウは、多くのカラーバリエーションがあります。そのため、自分がなりたい雰囲気や、パーソナルカラーにあわせて選んでみましょう。

イエベの方には、オレンジ系・ブラウン系・ベージュ系などがおすすめ。ブルベの方には、青みがかったカラーや寒色系カラーがおすすめです。ただ、髪色やファッションによっても似合うカラーは変わるので、基本的には自分好みのカラーを選んでみてください。

クリームアイシャドウのおすすめ|プチプラ系

常盤薬品工業 エクセル イルミクチュールシャドウ

豊富なカラーバリエーションが魅力のクリームアイシャドウです。ベージュ系・ピンク系・ブラウン系などさまざまなカラーがあるので、自分にあったカラーを見つけやすいのがポイント。ニュアンス発色を楽しめるシアーな仕上がりです。

微細偏光パールが配合されているため、繊細なツヤと立体感を演出します。「ライトタッチオイル」も配合されており、体温でほどけるようなテクスチャーが特徴。ぴたっとまぶたに密着するので、ヨレにくいアイシャドウを探している方におすすめです。

また、保湿成分のセラミド・オリーブスクワラン・ホホバ種子油・ブドウ種子油を配合。まぶたのうるおいをキープするため、乾燥が気になる方にもぴったりです。

▼エクセル(excel) イルミクチュールシャドウ IC05のレビュー投稿を見る

リンメル(RIMMEL) プリズム クリームアイカラー

サラッとした仕上がりが魅力のクリームアイシャドウ。しっとりとしたクリーミーなテクスチャーながら、ベタつきにくいのが魅力です。瞬きによってヨレることも少なく、つけたての美しさが長時間持続します。

繊細で輝度の高いパールが配合されているのがポイント。濡れたようなツヤを実現し、色っぽい目元を演出します。

カラーバリエーションが豊富にあるのも特徴。使いやすいミルキーピンクや人気のオレンジブラウン、シックなアイビーグリーンなど、さまざまなカラーがあるので、好みの雰囲気のカラーを見つけてみてください。

▼リンメル(RIMMEL) プリズム クリームアイカラー 009のレビュー投稿を見る

無印良品 アイカラー クリームタイプ

しっとりとした質感で、目元にツヤ感を出すクリームアイシャドウ。塗るとサラサラとしたパウダーに変化するので、ベタつきが気になる方におすすめです。

うるおい成分として、カミツレ花エキス・ホホバ種子油・シア脂・アンズ核油・ヒアルロン酸を配合しています。また、香料・鉱物油・パラベン・アルコール・紫外線吸収剤は配合されていません。

カラーバリエーションは、オレンジブラウン・ブラウン・ピンクベージュがラインナップ。単色で使っても、2色以上組み合わせて使っても、きれいに仕上がります。

エトヴォス(ETVOS) ミネラルアイバーム

美容クリームをベースに作られた、スキンケア発想のクリームアイシャドウ。保湿成分の膨潤型ヒアルロン酸・ビタミンC誘導体・リピジュアなどを配合しているので、目元が乾燥しがちな方にもおすすめです。

まぶたにピタッと密着して、ヨレにくい使用感が魅力。アイシャドウとしてはもちろん、アイシャドウベースとしても使えます。界面活性剤・鉱物油・シリコン・タール系色素・香料・防腐剤・アルコール不使用なところもメリットです。

植物由来のワックスや天然ミネラル、美容成分で作られており、石けんで落とせるところも特徴。また、ポップで明るいカラーや、クールで深みのあるカラー、扱いやすいベーシックなカラーとカラーバリエーションが豊富です。

常盤薬品工業 エクセル グリームオンフィットシャドウ

なめらかな描き心地のクリームアイシャドウ。高密着で目元にやさしくフィットし、パールのきらめきが美しい目元を演出します。

汗や水に強い「ウォータープルーフ」処方に加え、こすれに強い「スマッジプルーフ」処方を採用。長時間ヨレにくくきれいなメイクをキープするので、メイク直しの時間が取りにくい方や、メイク崩れを避けたい方にもピッタリです。

さらに、保湿成分のセラミドやスクワランを配合。うるおい感を保ち目元の乾燥を防ぎながら、魅力的なメイクに仕上げるおすすめの製品です。

コーセー(KOSE) ヴィセ グロッシー アイヴェール

パールを配合し、リッチに目元を彩るクリームアイシャドウ。シアーで繊細な発色なので、さまざまなメイクにあわせやすいのが魅力です。まぶたの上で、クリームのようななめらかなテクスチャーからパウダー状に変化します。サラリとした仕上がりが好みの方にもピッタリです。

また、密着性を考えたフィットオイルを配合。まぶたにのせると汗や皮脂に強いフィルム状に変化するため、長時間メイクしたてのようなきれいな仕上がりをキープします。

カラーは、ヴェールベージュやヴェールブラウンのほか、ヴェールピンク、ヴェールモーヴなどを展開。使いやすいカラーが揃っています。

カネボウ(KANEBO) ケイト ザ アイカラー クリーミータッチ

豊富なバリエーションを展開する「ザ アイカラー」のなかでも、しっとりした濃密発色が魅力の「クリーミータッチ」シリーズ。クリーミータッチは全14色展開で、自分好みの色を見つけやすいのがメリットです。

「CT501 ドリーミーイエロー 尊い」や「CT505 アプリコットレッド しない後悔よりした後悔」「CT509 チェリーピンク 明日から本気出す」など、カラーごとにユニークな名前がついているのもポイント。好みの色はもちろん、好みの言葉で製品を選んでみるのもおすすめです。

エチュード(ETUDE) キラキラ アイシャドウ

スティックタイプで、まぶたはもちろん涙袋メイクにも便利なクリームアイシャドウ。キラキラ輝くパール入りで、手軽に印象的な目元を演出できます。なめらかなテクスチャーで、まぶたになじみやすいのもメリット。さらに、密着力が高く、しわに入りにくいのもポイントです。

見たままの発色でイメージ通りのメイクをしやすいので、メイク初心者の方にも適しています。プチプラ価格でパールメイクが楽しめる、おすすめの製品です。

アイムミミ(I’M MEME) スティックシャドウシマー

韓国コスメ「アイムミミ」の、スルスルと気持ちのよい描き心地のクリームアイシャドウ。スティックタイプなので狙った箇所にサッとのせやすく、乾いた後はこすっても落ちにくいのがメリットです。発色が長く続くと謳われており、メイク直しの手間を省きたい日にも適しています。

ライトピンクの「003 ピンクチャーム」や、落ち着きのあるグレーブラウン「005 トープトリンキット」など、さまざまなカラーを展開。パールで目元を華やかに見せたい方におすすめです。

アンドビー(&be) クリームアイシャドウ

上品でツヤっぽいアイメイクに仕上げるクリームアイシャドウ。「アンドビー」はヘアメイクアップアーティストの河北裕介さんが立ち上げたブランドで、購入しやすい価格ながらハイパフォーマンスな製品が魅力です。

繊細なパールが、やさしいきらめきを演出。アイシャドウベースとしても使える2wayタイプです。植物由来オイルを主成分に作られており、保湿成分や保護成分もプラスされているのが特徴。目元をケアしながらメイクを楽しめます。

また、クレンジングが必要なく、石鹸でオフできるのもポイント。肌に優しいメイクアイテムを求めている方にもおすすめです。

クリームアイシャドウのおすすめ|デパコス系

コーセー(KOSE) コスメデコルテ アイグロウ ジェム

デパコスプランドのコスメデコルテから販売されている、濡れツヤ感が魅力のクリームアイシャドウです。絶妙な発色と透け感が魅力で、重ねるほどに魅力的な目元に。密着力が高く、くすみにくいので、美しい仕上がりが長時間持続します。

カラーバリエーションが多いのもポイントです。シーンを問わないベーシックなカラーから、イベントでも映える華やかなカラーまでそろっています。

▼コスメデコルテ(DECORTE) アイグロウ ジェム BE387のレビュー投稿を見る

ローラ メルシエ(LAURA MERCIER) キャビアスティック アイカラー

クレヨンのようなやわらかい描き心地が魅力の、スティックタイプのクリームアイシャドウ。なめらかにラインを描きやすく、まぶたに密着しやすいのが特徴です。指でぼかせば簡単にグラデーションを作れます。発色が長時間持続するのもポイントです。

カラーバリエーションが多いので、ブルベの方でもイエベの方でも、自分にあうカラーを見つけやすいアイテム。カラーにより質感が異なり、シマータイプ・偏光タイプ・マットタイプなどがそろっています。

▼ローラ メルシエ(LAURA MERCIER) キャビアスティック アイカラー 09 ROSE GOLDのレビュー投稿を見る

コーセー(KOSE) アディクション ザ アイシャドウ クリーム

繊細なパールを配合した、セミツヤタイプのクリームアイシャドウ。「ザ アイシャドウ」シリーズはほかにもパール・スパークル・マットなどさまざまなテクスチャーが展開されています。

「スキンメルトテクノロジー」を採用し、密着感に優れているのがポイント。しっとりとした使用感ながら、ベタつきが少なく、サラッと仕上がります。無香料なので、香料特有の匂いが苦手な方にもおすすめです。

コーセー(KOSE) ジルスチュアート ジェリーアイカラー

ジェリーのような、ぷるんとしたテクスチャーが魅力のクリームアイシャドウです。ジルスチュアートらしい、かわいらしさがたっぷり詰まったケースもポイント。かわいいものが好きな方へのプレゼントにもおすすめです。

みずみずしい使い心地で、なめらかにまぶたにフィット。目元にツヤ感をプラスします。クリスタルフローラルブーケの香りつきで、使うたびに華やかな気分が楽しめる製品です。

アクロ(ACRO) THREE ディメンショナルビジョンアイパレットアリー

肌に溶け込むようになじむクリームアイシャドウ。うるおい感のある仕上がりで、時間が経ってもフレッシュな印象を保ちやすいのが魅力です。

4色がひとつにセットされたパレットタイプなこともポイント。単色でニュアンスをプラスしたり、複数色使って立体感を引き出すメイクをしたり、マルチな使い方が可能です。気分やシーンにあわせた好みのメイクも楽しめます。

ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN) ロングウェア クリーム シャドウ スティック

くずれにくく、ヨレにくい、つけたてのようなメイクが長持ちする人気のクリームアイシャドウ。汗や湿気に強いウォータープルーフ処方で、落ちにくいメイクをしたい方に向いています。

まぶたに重ねてアイシャドウとして使うのはもちろん、アイライナーとして使うのもおすすめ。涙袋メイクや、アイシャドウベースとしても活用できます。

深みのある陰影をプラスする「マット」と、華やかな目元に仕上げる「シマー」の2つの質感がラインナップ。スティックタイプで持ち運びにも便利なため、外出先でのメイク直しにもおすすめの製品です。

カネボウ(KANEBO) ルナソル グラムウィンク

ツヤ感のあるまぶたを演出する、オイルベースのクリームアイシャドウ。オイルにパールを浸し、パールのきらめきとオイルのツヤっぽさを両立させています。立体的な印象の目元メイクをしたい方におすすめです。

保湿成分として、オリーブオイル・ホホバオイル・アーモンドオイルを配合。メイクしている間もまぶたをやさしくケアできます。「01 ダスクオレンジ」や「02 ラベンダーフロスト」など、ニュアンス感のあるおしゃれなカラーが展開されているので、チェックしてみてください。

資生堂(SHISEIDO) SHISEIDO ポップ パウダージェル アイシャドウ

パウダーとジェルの性質をあわせもつクリームアイシャドウ。鮮やかなカラーがまぶたにフィットし、見たままの色で発色します。軽やかに広がるので使いやすいのもポイントです。

ポップで躍動感を演出する16色を展開。はじけるような「11 Waku-Waku Pink」や、印象的な「13 Kan-Kan Gold」、スタイリッシュな「16 Zawa-Zawa Green」など、鮮やかなカラーメイクが好みの方にもおすすめの製品です。

マック(M・A・C) エクストラ ディメンション アイシャドウ

なめらかなテクスチャーとリキッドのようなミックスのしやすさ、パウダーのような仕上がりをあわせ持つクリームアイシャドウ。透明感のあるシアーな印象から、メタリックで華やかな印象まで、さまざまな仕上がりを楽しめます。

ロングウェア処方でヨレにくく、ピタリと肌に密着するのが特徴。デリケートな肌のことも考えて作られており、オールスキンタイプと謳われています。

シャネル(CHANEL) オンブル プルミエール クレーム

サテンのような上質なツヤ感をまぶたに与えるクリームアイシャドウ。なめらかなテクスチャーで伸びがよく、乾燥しがちな目元の肌にしっかりフィットします。濡れたようなツヤめきを長時間キープできるのも魅力。色展開は3種類です。

また、先端がラウンド型に整えられたチップを採用したアプリケーターが付属。アイホール全体に、簡単に塗り広げられます。単色使いでも奥行きや深みのある目元にメイクアップできるクリームアイシャドウを探している方におすすめです。

クリームアイシャドウのきれいな塗り方・コツ

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クリームアイシャドウは、基本的には指で塗るのがおすすめ。まず、アイシャドウを指に取り、まぶたの中央にのせます。左右に向かって、やさしくなじませるようにぼかすのがポイントです。

グラデーションに仕上げたいときは、アイホール全体に伸ばした後に、目尻側などにプラスでのせるときれいな仕上がりにつながります。

指先を汚したくないときは、アイカラーチップを使いましょう。色をはっきりと出したいときにも適しています。また、アイシャドウブラシを使うのもおすすめ。アイホールに塗り広げやすい大きめのタイプや、ピンポイントで使える細身のブラシがあるので、使い分けるのがコツです。